スマホで売り買いが簡単にできるフリマアプリは、利用者が急増しており、とても人気があります。その代表例として、メルカリやヤフオクが挙げられます。
もう遊ばなくなったゲームを、メルカリやヤフオクで売ってみようかなと考えている方のために、ここではフリマアプリでゲームを売る際に知っておくべきことや、トラブルへの対応策についてご紹介します。
メルカリやヤフオクを利用する前に確認しておきたいこと!
メルカリでもヤフオクでも、本体(ハード)やゲームソフトはかなりの数が出品されています。他の商品との競争は避けられませんが、知られているタイトルはすぐに買い手がつきます。すでに出品されているものを参考に、説明を書いたり価格設定をすると良いでしょう。
メルカリとヤフオクの違いは?
メルカリとヤフオクで異なるのは、レトロゲームやマイナーなゲームに関してです。
メルカリでは、発売されてからまだ日が浅いゲームはかなり早く買い手が現れますが、レトロゲームやマイナーなゲームは売れ残ってしまう傾向にあります。
一方で、ヤフオクでは新しいゲームはもちろんよく売れているのですが、マニアックなゲームや生産が終了してしまっているゲームでも買い手が現れることが多いです。
商品を出品する際にかかる費用について
メルカリでかかる費用
メルカリでは、出品した商品が売れた際に商品代金の10%が販売手数料として運営会社に徴収されます。1000円の商品が売れた場合、その10%である100円が手数料としてとられ、あなたの手元に残るのは900円になるわけです。売れた金額がらそのまま自分の利益となるわけではないことを知っておきましょう。
また、それに加えて送料も発生します。着払いか送料込みかは出品者が決めることができますが、ほとんどの人は送料込みで出品しているため、送料を自分で負担する形でないと売れ残ってしまいます。
送料は、A4サイズぐらいであれば500円以下で済みますが、ダンボールで送るようなものとなると700円〜1200円ほどかかります。
また、振り込まれた売上金を引き出す際に、手数料がかかることもあります。
ヤフオクでかかる費用
ヤフオクの場合も、出品した商品が売れた際に、商品代金の10%が販売手数料としてひかれます。ただし、Yahoo!プレミアム会員になっていれば手数料は8.64%になります。
また、2点以上の商品を出品したい場合は、Yahoo!プレミアム会員になる必要があります。Yahoo!プレミアム会員になると、前述の通り販売手数料は少なくて済みますが、会員費として月額498円がかかります。
出品する商品の数や落札された数に関わらず、一律で費用がかかってしまいますので、これからの出品プランを考慮して決めるのがよいでしょう。
また、めでたく入札された商品の販売を何らかの理由でキャンセルしたい場合、取消料として540円がかかります。トラブルを防ぐための仕組みですので仕方ないですが、出品する際は注意しましょう。
メルカリやヤフオクを利用する際のポイント
商品の説明はしっかりと
メルカリやヤフオクでは、商品がどのような状態かを説明しなければなりません。「新品同様」「目立つ傷や汚れなし」「傷や汚れあり」などのコンディションの説明や、「動作確認済み」「説明書付き」「箱付き」などの補足説明を書きましょう。もし虚偽の説明を書くと、それがクレームのもとになってしまいます。出品する前に商品をしっかり確認し、説明は分かりやすく正直に書くようにしましょう。
わかりやすい写真で買い手に伝える
また、ヤフオクやメルカリでは、実際に商品を目で見ることができないので、写真で判断することになります。そのため、写真は本当に重要な要素なのです。商品の表側、裏側、側面などの様々な角度の写真をのせましょう。また、傷や汚れがある場合は、その部分がアップになっている写真をのせてあげると親切でしょう。
出品前には必ず動作の確認を
引き出しの奥にずっとしまっていたゲームは、正常に動かない場合もあります。動作に問題がある商品を売ってしまうと、後々トラブルの原因になりかねないので、出品前にしっかりと作動するかの確認はしておきましょう。
正常に動かないものや故障しているものでも、ジャンク品として売れないわけではありませんが、もちろん価格はかなり低くなってしまいます。また、サイトによっては故障しているものを出品してはいけないところもありますので、事前に確認しておきましょう。
値下げ交渉には基本的には応じない
フリマサイトによっては、値下げ交渉が認められているものがあります。そのため、かなりの値下げを要求してくる人もいます。丁寧に対応しないと逆恨みをされてしまったり、悪い評価をつけられてしまったりすることもあるようです。
値下げ要求にその都度対応していると疲れてしまいます。そのため、プロフィールや出品欄に、「値下げ交渉はお断り致します」と明記することをおすすめします。
値下げ交渉のコメントに対しては、「ただいまお値下げは考えておりません。申し訳ございません」と丁寧に返信すると良いでしょう。
メルカリやヤフオクを利用するにあたって、コメントへの返信や値下げ交渉への対応は必須です。それが面倒だと感じる方は、ヤフオクやメルカリはおすすめできないかもしれません。
意外と手間がかかることを理解しておく
メルカリやヤフオクは、自分主体で売買ができる点が魅力ですが、それは同時に出品から配送までを自分で行わなければならないことを意味しています。
出品する時は写真を撮り、説明を書かなければなりません。
商品が売れたあとは、発送の準備をする必要があります。キレイに梱包し、防水対策もしっかり行っておきましょう。それから、郵便局か宅急便の営業所、コンビニ等に荷物を持っていき、配送手続きを行ったら完了です。
最後に
買取のために店舗に持ち込むのが面倒だという理由で、メルカリやヤフオクを選んだのなら、宅配買取をおすすめします。宅配買取なら、手続きを全て買取店側がやってくれるので、フリマアプリと比べて手間が断然かかりません。
自分にあった方法はどちらなのかを見極めて、ゲームを売ってみてください。